Anker Soundcore Liberty 4 NC レビュー|ノイキャンの実力を徹底検証

完全ワイヤレスイヤホン選びで悩んでいませんか?

Anker Soundcore Liberty 4 NC レビュー画像

「高音質でノイズキャンセリングもしっかりしたワイヤレスイヤホンが欲しいけど、1万円を超える商品は多すぎて迷ってしまう」「通勤中や在宅ワークで集中したいのに、周りの音が気になって困っている」こんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

今回は、コストパフォーマンスの高さで定評のあるAnkerから発売されている「Soundcore Liberty 4 NC」を実際に使用して、その実力を徹底レビューします。購入を検討している方の参考になれば幸いです。

Anker Soundcore Liberty 4 NC の基本スペックと特徴

主要スペック

  • 価格:12,990円(税込)
  • ドライバー:11mmダイナミックドライバー
  • ノイズキャンセリング:アクティブノイズキャンセリング(ANC)対応
  • 連続再生時間:最大10時間(ANC OFF時)/ 7時間(ANC ON時)
  • ケース込み総再生時間:最大50時間
  • 防水規格:IPX4
  • 対応コーデック:SBC、AAC、LDAC
  • 重量:約7g(イヤホン単体)

注目の特徴

Liberty 4 NCの最大の特徴は、この価格帯でありながらLDAC対応の高音質再生とアクティブノイズキャンセリング機能を両立していることです。11mmという大型のダイナミックドライバーを搭載し、豊かな低音表現を実現しています。

また、専用アプリ「Soundcore」により、イコライザー設定やノイズキャンセリングの強度調整が可能で、自分好みの音にカスタマイズできる点も魅力的です。

実際に使って分かった5つのメリット

Anker Soundcore Liberty 4 NC ノイズキャンセリング 詳細画像

1. 優秀なノイズキャンセリング性能

最も印象的だったのは、ノイズキャンセリング機能の効果の高さです。電車内での走行音や、カフェでの雑談声などの中低音域のノイズを効果的にカットしてくれます。完全に無音になるわけではありませんが、この価格帯の製品としては十分満足できるレベルです。

3段階の調整が可能で、環境に合わせて最適な設定を選べるのも便利です。特に「通勤モード」では、安全性を考慮して必要な環境音は残しつつ、不要なノイズをカットしてくれる絶妙なバランスが保たれています。

2. LDAC対応による高音質再生

Android端末でLDACコーデックを使用した際の音質は、同価格帯の他製品と比べて明らかに一段上の印象です。楽器の分離感が良く、特にジャズやクラシック音楽では、各楽器の音がクリアに聞き分けられます。

11mmドライバーによる豊かな低音表現も魅力的で、ポップスやロックを聴く際も迫力のあるサウンドを楽しめます。

3. 長時間使用でも疲れにくい装着感

イヤホン単体で約7gという軽量設計により、長時間の使用でも耳への負担が少ないです。付属のイヤーピースは5サイズ(XS/S/M/L/XL)が用意されており、自分の耳に合ったサイズを選べるため、密閉感と快適性を両立できます。

3時間の連続使用テストでも、耳の痛みや圧迫感は感じませんでした。

4. 充実したバッテリー性能

イヤホン単体で最大10時間、ケース込みで最大50時間という長時間再生が可能です。実際の使用では、ノイズキャンセリングをONにした状態で約7時間の連続再生ができ、1日の使用には十分すぎるスタミナです。

また、10分の充電で約2時間再生できる急速充電機能も便利で、バッテリー切れの際も短時間で復活できます。

5. 直感的で使いやすいタッチコントロール

イヤホン表面のタッチセンサーによる操作は、反応が良く誤作動も少ないです。再生/停止、曲送り/戻し、音量調整、通話応答など、基本的な操作がすべてイヤホンだけで完結できます。

専用アプリでタッチ操作をカスタマイズできるため、自分の使用スタイルに合わせた設定にできる点も高評価です。

使用中に感じた3つのデメリット

1. 風切り音への対処が不十分

屋外での使用時、特に風の強い日はノイズキャンセリング機能によって風切り音が増幅されることがあります。専用アプリの「風ノイズ軽減」機能である程度は改善されますが、完全には解決されません。

ランニングやサイクリングなどのアクティブな用途では、この点が気になる場合があります。

2. 通話品質に改善の余地あり

音楽再生時の音質は優秀ですが、通話時の集音性能はそれほど高くありません。静かな環境では問題ありませんが、騒がしい場所での通話では相手に声が届きにくいことがあります。

Web会議やビジネス用途での使用を考えている場合は、この点を考慮する必要があります。

3. ケースのサイズがやや大きめ

充電ケースは縦約6cm、横約4cmとやや大きめで、ポケットに入れて持ち歩くには少し嵩張ります。特にスキニーパンツなどのタイトな服装の場合は、携帯性に不便を感じることがあります。

ただし、その分バッテリー容量が大きいというメリットもあります。

他の人気モデルとの比較ポイント

vs Sony WF-1000XM4

音質面では、SonyのWF-1000XM4が上回りますが、価格差(約2万円)を考慮すると、Liberty 4 NCのコストパフォーマンスが光ります。ノイズキャンセリング性能も、日常使いには十分なレベルです。

vs Apple AirPods Pro(第2世代)

iPhoneユーザーであればAirPods Proの方が統合性に優れますが、Android端末との組み合わせならLiberty 4 NCの方がLDAC対応により音質面で有利です。価格も約1万円安く設定されています。

vs Jabra Elite 85t

通話品質ではJabra Elite 85tの方が上回りますが、音楽再生時の音質とバッテリー持続時間ではLiberty 4 NCが優位です。価格もLiberty 4 NCの方が約5,000円安価です。

こんな人におすすめ・おすすめしない人

おすすめする人

  • コストパフォーマンス重視で高音質なイヤホンを探している人
  • 通勤・通学でノイズキャンセリング機能を活用したい人
  • Android端末でLDACによる高音質再生を楽しみたい人
  • 長時間の音楽鑑賞やポッドキャスト視聴をする人
  • イヤホンの設定を細かくカスタマイズしたい人

おすすめしない人

  • 主に通話用途で使いたいビジネスユーザー
  • 風の強い屋外での使用が多いスポーツユーザー
  • 携帯性を最重視する人
  • 最高クラスの音質とノイズキャンセリング性能を求める人

購入前に確認しておきたい注意点

対応コーデックの確認

LDACの恩恵を最大限受けるためには、使用する端末がLDACに対応している必要があります。iPhone使用者の場合はAAC接続となるため、音質面でのアドバンテージは限定的になります。

イヤーピースのサイズ選び

ノイズキャンセリング効果と音質を最大限に発揮するためには、適切なサイズのイヤーピースを選ぶことが重要です。専用アプリのイヤーピーステスト機能を活用して、最適なサイズを見つけてください。

保証とサポート

Ankerは18ヶ月の製品保証と充実したカスタマーサポートを提供しています。万が一の不具合時も安心ですが、購入時にレシートの保管を忘れずに行いましょう。

まとめ:バランスの取れた実力派イヤホン

Anker Soundcore Liberty 4 NCは、1万円台前半という価格帯において、音質、ノイズキャンセリング、バッテリー性能のすべてが高水準でまとまった優秀なワイヤレスイヤホンです。

特に、LDAC対応による高音質再生と実用的なノイズキャンセリング機能は、日常の音楽ライフを大幅に向上させてくれるでしょう。風切り音や通話品質などの課題はありますが、メイン用途が音楽鑑賞であれば十分満足できる製品です。

コストパフォーマンスを重視しつつ、妥協のない音質とノイズキャンセリング性能を求める方には、自信を持っておすすめできるワイヤレスイヤホンといえます。